新しいこと?

イトウと岩魚2足のわらじ

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北海道のイトウと岩魚
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スキャナでの取り込みが失敗した画像をそのまま。

不安定な空模様が連続し湿度の高い暑さも昨年と似たり寄ったり、雲が1つもない快晴は初夏を迎えて一日だけだっただろうか。6月に入ってしばらく山菜採りに奮闘し下旬からは札幌近郊の山々へと雪代の混じる川に入っては魚を相手にシャッターを押して、ようやく7月になり北海道の夏本番をどう過ごすか、このサイトを公開して9年5ヵ月が経ちこれまでやってきた事と時代を振り返ると、何か生温い空気、平和というか贅沢ボケした静けさが何も変わることなく経済が稼働しているのが嘘みたいで気が抜ける。

このイトウと岩魚2足のわらじはどんな時代を迎えても体が動く限りつづけていくつもりです。時代と政治に関心を持ち危機感を忘れない人達は次の時代を予測し、1つのことを成熟させると次のステップへと$Vしいことを開拓するなり転換し進化していく。古いものに縋りつくと、そこに”既得”が生まれ変化に対し適応しようとせず保守的になり生きる権利を固持しようとする。1998年に破綻した北海道拓殖銀行、破綻する更に10年前の1988年は私は10代で何を感じ思ったのか父親にあの銀行は破綻するぞ!などと何の知識も根拠もなくいって・・・お前なあ銀行が潰れるわけないだろとバカにされたことを思いだす。あの時代を体感できた年代の人達はよかったですよ。何かしら精神論を述べ”頑張れ・ガンバレ”と励まし合えばどうにかなった時代だった。

しかし、これからの時代からはそううまくはいかない。逆立ちしたって景気が上向くことは今後の半世紀、いや一世紀先まで日本だけじゃなく世界的に起こることはあり得ません。これは時代に関心を持ち危機感を抱きつづけている人なら解っているはずで、新しい技術の発明が生まれない限り新たな雇用を生み出す産業は無いという事ですから今、政府が何をやっているかは察しが付くものです。手続きするのは簡単です。延命措置に時間をかけているのは出来る限り民間が保有する資産の海外流失を抑えどれだけ回収できるかに騙しだまし時間をかけているんですよ。

まず来年2012年、国債発行額が1000兆円を超えるのは確実ですから、現実的に返済することのできない国債を発行する意味はあるとお思いですか皆さん。古く悪い既得を捨て新しいことに切り替えない限り夜明けはありません。新しい政策を打ちだすのは簡単ですが、古い既得を振り払うとなれば、公務員制度改革や天下りへの浪費を止めるにはただ政権交代しただけでは何も変わらないのは今回ではっきりしました。誰も何もしてやくれませんよ、生活費に困ってお金が欲しいといって与えてくれるのは親か兄弟か、それとも愛人だけ、若い人に何か言えるとするなら、自分がしたいことを純粋に見つけてほしいですね・・・