09-9-17-2

cherry

イトウと岩魚2足のわらじ

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北海道のイトウと岩魚
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今日は駄目だなあと呟きながら、お盆が過ぎた頃に降った雨の増水を基に、とある川を上流から源流にかけ覗いたときの出来事。

北海道でサクラマスの産卵が行われるのは一般的に9月上旬からとされるが、正確には、お盆過ぎに降る雨後の増水を見計らって口火が切られている。そういうところは白サケの一陣が遡上するタイミングとも重なるので、イトウほど確実な季節を選ばず正確ではないにしろ予想はつけられる。それで、今年はどうかと言えば、☁☂が多いながら産卵域で十分な増水があったのは中旬に一度、下旬にも一度あるのを含めると石狩管内に限定すれば8月に2度チャンスがあった。

サクラマスの産卵を体当たりで記録するのは至難だ。野生生物の写真は撮ろうと実行する以前に、まずは生態を研究することから始めなければならないので、自分が納得できる瞬間は、そう簡単に記録することはできない。とにかく相手は命がけ!今日もフィールドへ行ってきたんですが、シャッターを押せる射程範囲に撮り付く位置に立つことはできなかった。

失敗です。撮り付くタイミングが遅れてしまい、途中、ファインダーを覗く間もなくフィニッシュされた。とりあえずシャッターが押せたという次元です。今後の課題が残されているだけ楽しみはある・・・