行く末

イトウと岩魚2足のわらじ

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北海道のイトウと岩魚
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知床半島を流れる原始河川、河口から半径10`以内には番屋一軒があるのを除き人工物は一切なく携帯電話も通じない。

2011年もあと2日、札幌は12月下旬に入ってからはほぼ毎日、雪が降っているものの、昨年の年末と比べれば積雪ははそれほどでもありません。左眼に発症した黄斑変性も一年が経過し、視野中心に映り込んでいる∞型の陰は少しずつ薄れてきた反面、物が歪んで見えるようになりました。進行はなく経過は良好だそうですが完治を期待しないようにしています。せめて来年は良い年にしたいですが・・・

平静を装い何が起きてもとりみだすことをしない事が優越で賢い振る舞いかと言えば?昭和から平成にかけては‘耐え・忍び’日本の為にと賢明に我武者羅に働き築いた豊かさも、復興から60年が過ぎてみると、沖縄、普天間飛行場移設問題は一向に改革がなされない日本の縮図を表し、必ず国全体の問題はここに辿り着く。決して対岸の火事ではありません・・・

八ッ場ダムが継続された時点でふと思ったのは、野田政権が発足した時点で筋書き通りに事が進められていたのか、今も無駄な時間をかけ意見集約に向け議論がつづけられている消費増税も、計画通りの筋書きで正に最終局面を迎えている。計画通りだったとなれば消費増税の段取りが済んだところで解散しても構わないということになる。公約なんて最初から実行するつもりはなかった。TVも面白いことに“八ッ場ダム継続”となってからというもの“八ツ場”という言葉をまるで腫れものにでも触れるような扱いで大きく取り上げない・・・。民主党から離党者がでて、消費増税で調整が難航しているように見える?事に対し国土交通省(前田)が八ッ場ダム継続は消費税と結びつけて議論するべきじゃないと会見があった。しかし、その中身は全体としての公共事業費は前年度より8.1%減と抑えたように見せかけ、問題は今後、凍結されている、これから計画しようとするダム事業自体、公共事業そのものの継続性を確保した狙いも含め単なる演出だった。被災地では物も人も足りていないというのに・・・予算は無関係な所でじゃんじゃんと景気よく使っている。

八ッ場ダム問題は予算が有る無しではなく、八ッ場というよりダム≠サのものと繋がる川の行く末≠ニ扱い方、考え方(哲学)に対する改革を象徴する公約で多くの人たちが強い期待を寄せていたはずだ。ダム建設が継続後まもなくして、東北地方の高速道路“無料化”を来年3月終了!予算計上せず、函館から札幌への整備新幹線延伸(未着工区間90億円)にしても完成が24年後、札幌〜東京間を5時間で結ぶというが、着工と沸いた後に財源が厳しいから道民負担をお願いしたいと言い出した。八ッ場ダム継続に予算18億円(国費7億円)を計上、そして昨日、おまけに八ッ場追加費を国が負担してほしいと群馬県知事が言い出し、さらに東京郭環状道路建設再開とし次々と大型公共事業をやりだしている。これも含め沖縄問題と全てが繋がっている

これからも戦後、長らく続いた汚い騙し政治をつづけるとするなら、この国は永久に日本ではないことを意味している。橋本市長の施政方針演説での通りの政治をこれから展開していかないと日本人としての誇りを取り戻せない。年明けは当サイト趣旨に沿う内容で更新します・・・