後編1

イトウと岩魚2足のわらじ

更新履歴
北海道のイトウと岩魚
北海道のイトウ
北海道の岩魚
書籍 文献紹介
人物紹介
両生類その他
沢登り 冒険
意見感想
プロフィール

後編2

積丹半島が危ない!

あれから6月、山菜とりに毎週あちらそちらへと方々歩き回っていると国有林の大規模伐採、例えば積丹半島に丸山というを挟んで幌内府、余別川(保護水面)が流れている、この山頂を中心に伐採用の基幹道が四方に造られ周辺一帯が大規模に伐採され年々規模を拡大し現在も進行しています。このまま伐採し続ければ余別川に土砂が流失し砂防を造る口実を与え、あの道南地方の石崎川が壊された同じ運命を辿ると危惧すれば腹が煮えくり返ってくる。積丹に流れる各河川の渓水は独特な水で良い川が幾つかありましたが今は禁漁河川(余別川)は沢登りでも有名な川で砂防もダムも無い名流ただ一つだけ残されているだけです。あいつらにやりたい放題させていると半島全体がコンクリートで3面ブロック化される・・・。

後編。4年前の春、群生する行者ニンニクを見つけ、カメラを浅瀬に置いたまま夢中になって採っていたろころ、後ろを振り向くと機材丸ごと消えていた。その前は藪漕ぎの途中に光ケーブルを何処かにひっかけ落とし半日かけて探し周ったこともあったが双方とも回収に成功していた。ところが今年は痛恨でした。マスクとスノーケルを水面上に張り出す木の枝に吊るしておいたところ落ちて何処やら流されてしまった。最終日に一日中、探したんですが見つけられなかった。高価というか素材に機能性もあって何でもいいというわけにもいかずシリコンな数万円はしたものだったので10年は役に立ってくれた代物です。新たに買わざるおえなかったはめに、まだ海までは流されていないはずだから次回こそ回収したい・・・

魂を食う魚、それがイトウだ。どうして幻の魚と呼ばれるようになったかは私はよくわかる。北海道には地名としてアイヌ語を由来とする地名が幾つかあって市町村史や過去の記録を調べると由来とは裏腹に“居なかった”という記述をよく目にしますが、実際はどうだったか?晩夏から初冬にかけ群れなし川を遡る鮭や鱒と異なり残雪で覆われる早春、私たち当時の和人はわざわざ懐深い上流へ行くことはしなかったはずです。その語源として知来(チライ)という所は産卵域≠ネので、この時期を除けば人の目に付く流域にイトウは姿を現しませんし氷点下にもなる寒さで水辺に近づく人は誰もいなかったと私は察しています。その時代に私のような者、それに釣り人がいれば別ですが^0^!・・・もちろん、汽水域から上流にかけダムや砂防が無ければ今だって幻の魚と呼ばれることはなかった。それだけアイヌの人たちはよく歩きよく見て神=自然を大切にしてきたんですね・・・

自然の恵みとは生かし活かされる節理によって循環するものです。まあそうですね、左目の黄斑変性と結び付けるとips細胞は確かに注目したい分野で、劣悪な道路やダム、森林伐採といった破壊するだけの従来型公共事業へ税を注ぐぐらいなら人類に役立つ科学に税を投じた方が人類としても国、日本政府、日本人としても将来的に成就され報われるものです。そうですね、知らないふり忘れたふりをしてはいけないコンクリートから人へと政権交代を騙し取った民主党!野田政権は史上最悪の政権だ、皆さん全てではなくとも八ッ場ダム建設継続と新幹線延伸に血税を投じ道民負担?私は冗談じゃない、25年もかけ工事し税負担されるくらいだったら乗らないし納税は御免だ。あ〜いけないいけない、また本題から脱線し悔やんでしまいますが、もうすこしのんびり更新作業に没頭できればいいもの、日々明日の時間をどうするか頭を悩ませるのが現実です。中途半端な更新になりますが次回はじっくりと述べさせてもらいます・・・では。