2017

知床 

イトウと岩魚2足のわらじ

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2016年晩夏、知床相泊にて・・・東の果てシリーズは昨年で15回目を迎えると同時に半生を折り返す懐かしさをここ知床に重ね合わすと’知床旅情’が作詞作曲された時代とは随分と程遠い世界自然遺産になってしまった。皆さんにとってどうでもいい事かもしれませんが知床半島、自然遺産に指定される半島周辺に敷かれるインフラ、道路に沿って展開される箱物は所謂グローバル(global)規格ですね!道路というインフラに付随して運営される○○センターとそこで働く人たちはグローバル規格で教育=暗記=誘導され活動している99%の一握りである民たちが知床先端領域という最後に残された自然という価値観に集い北海道+蝦夷といったナショナリズムの世界で活動している?といった時代を照らし出すスクライングミラーのように私の目には映った。ナショナリズムといった個性が見当たらない・・・

それは提供される規格通りに生きているからです。昨年11月8日の米大統領選でドナルドトランプ第45代として選ばれ翌年1月20日、公約通り”有言実行”するこれまでにはないビジネスマンが一国の大統領となり、これまで権力の9割がワシントンに集中していた実権を国民に戻すと!公言した通りに着々と実行に移している様は革命のように感じられる。有言実行!ですからねえ、今までそんな指導者はいたでしょうか?世界の国々を見渡して・・・我が日本でも何年前?でしょうか実権を自民から民主に権力を移す政権交代劇があり八ッ場ダムという公共事業問題がありましたねえ?懐かしいですね!これについてもこの一言に尽きます・一億の国民の中で仮に8千万人の庶民が世の中の不条理=政治に関心を抱けば時代を良い方向に変えることができるはずが、一人や二人が口に溢しても何が変わるでしょうか?と諦めているのが皆さん99%の”おしん”です。誰も進むべき方向は強要はしませんからねえ・・・

ここもそうですよ、どうして店を畳む必要がありましょうか?たった16年前にウトロ側からシーカヤックで周回を試みた時、悪天候の為、止む終えず藤本ユリおばあちゃんにお世話になり、その隣で昆布漁を営む番屋から無線でここ”熊の穴”のご主人を頼り漁船で引き揚げてもらった事を思えばね?何で店を閉める必要があったんでしょうね?

18歳の時に初めてここ知床へ来たときからたった27年後に幕を閉じるなんて北海道という民族意識を問たいものです・・・このまま何も知らずに消されていく北海道のナショナリズムを眺めては逝けない・・・

地球上における陸地面積は29%ほどで表面上は全て海水になります。その陸上で養える人間の数は30億人が定員だそうです。でも現在の世界人口は70億人を超え、おまけに太陽の活動期がマヤ文明でも警鐘されているように氷河期が迫っています。メディアで言う温暖化とは?太陽の活動期が減速する周期の一時に起こる魔法瓶現象の一時・・・温暖化なんてあり得ませんよ皆さん!・・・

あまりにも怠けて更新をしなかったので今回はこのへんで、次回は春イトウの報告からになります・・・2016年の知床シーカヤックは半生を振り返る旅になりました。