08回帰 P6

イトウと岩魚2足のわらじ

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北海道のイトウと岩魚
北海道のイトウ
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あれからもはや・・・北海道もようやく夏、洞爺湖サミットで湧き上がった。

さて・そろそろ更新します。なんだか忙しい〜毎日を送ることができることは有難いと思いつつ?・・それでも週末になれば決まってフィールドへ向かう。そこが世界自然遺産であったり、国立・国定・道立自然公園といった秘境に、離島であったりと道内各地の観光名所を含めた道内を巡ってきたが、それなりか、それ以上のものを心に感じ取ってきた。その中で何故か魅かれるのは今日もまた、もうどれだけ通っただろうか、イトウの時期が過ぎる6月上旬になる週末では気が付くと西へ向かっている。国道5号線から276号に入り町を迂回するように岩内岳を眺めながら野束川の河口にぶつかる地点は229号、ここで敷島内と積丹半島が一望できる湾内にでる。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の指定をうける雷電、ウエンドマリ、刀掛岩が取り込まれる一帯では、海水浴シーズンになると海岸を埋め尽くすほどのテントが並んだのは確か1997年あたりまでだっただろうか、この時代を境に人影はめっきり少なくなり寂しくなっている。

ここから敷島内から雷電温泉ホテル=現在は休業と張り紙があるから刀掛岩がみえる区間の海岸線はほぼ毎週行ってしまうほど胸が熱くなるのはどうしてか?そこは私が「道内で一番大好きな所だ」しかし、近年は新しいトンネルが開通し、かつての海岸線を見ることはできない。もし札幌を出て他で住むとすれば岩内だろう・・・何度も夢をみたり誰かと出会って生まれ故郷を聞けば不思議と出身地が重なるのはどうしてだろうか。

そう言えば、皆さんは既に書店で目にしていると思う?これは道内でしか出版されていない雑誌だろうか、釣 道 楽・特集「太田 充幸」さんが巨大なイトウを持ち上げる写真の表紙が強烈で、なんだかその時代が懐かしいようで手にした。一言で「全てはここに在りし」魅力、流行り、その地に関わってきた人達もそのように、そこ、尻別川から始まり各地に飛び火し漫画なり小説が生まれたんです。

それぞれ自分たちが住み暮らす場、半径50キロ圏外を出て北海道、いや日本を知る必要があるのは、偽装と不正だらけの社会を知れば綻びだらけ。この画像を記録した川は猿払川水系。ここに関わる人たちに求められるのは「倫理」これが判らない者は人である意味がありません・・・何が欲しい、名声か・成功か・金か?そこなんですよ、私たちに問われているのは?

気がついている人は解っていると思いますが、最終的に何かを変えることができるのは研究者やメディアじゃありませんね・・・・・・・・・・分別と愛しみの持てる人です。この地では沢山とは言えないが、それぞれの思いを抱く人に巡り会ったものの、選ばれし野武士は敬一さんと数名ほどと極めて少ない。誰に選ばれるかは、人ではなくそこの大地です。その地に呼ばれ、そこが重要で価値ある場に誘われたり、その地に選ばれし人に会うのは縁だと確信してしまいます。また、次回の更新に繋ぎます・・・・それから、笹木さんからの釣果や記録も届いているので、そのへんもまた・・・