2012イトウ

前編1

イトウと岩魚2足のわらじ

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前編2

気が付くと今年で19年間という歳月を一年ともサボらずに2012年を迎えると、そのなかでは一番良い年になった。写真はダメでしたが・・・

まるで昨日の事のように敬一さんを前にビールを飲んでいると先週まで吹雪いていたはずが、それから6日間は夏日になった。下流では草地一帯が冠水し一面の頂には真っ白な残雪が埋め尽くされ源流からは延々と泥水が溢れ出て、雌が堀を起こすのは日没寸前からで茶色く濁った水の中でキラリと目視できる程度の写真どころじゃないカメラ機材を持たずにただ歩き回り午後からは毎晩ビールを飲んだくれた。今年は最悪だ!?そう思った。

太陽の極大周期?が最大を折り返した今年からは氷河期へ向かって低温になっていくとすればイトウの時代はこれから先は黄金期を迎える。雪なんてなんぼ降ったっていい、寒い日が長くつづいても結構、その序章を物語るように後半の9日間は真冬日に戻り産卵域となる源流から上中域辺りは透明度の高い日が最後までつづいてくれた。仮とする聖地一帯で状況が良い支流では例年よりも10倍になる数が産卵に参加し、最後は水は澄んだ状態で雪代が出たまま水位が下がり幕を引いた。※河口の緯度が高くなるにつれ産卵期がずれ込む

取り急ぎの更新になりますがこれほど良い幸せな年はありませんでした・・・札幌に戻って自分の顔を見てビックリ、髪が白髪だらけになってました。しばらくは廃人となっておとなしく山菜採りでもしてます・・・この続きは数日中に随時更新していきます