2013年・先端領域3P

イトウと岩魚2足のわらじ

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海賊湾にて。ここまで入り込めるのはカヤックならでは。黄斑変性を患ったのでサングラスです。

いつもの事ながら、札幌を出る前にフィルムを用意しておこうと行き付けショップへ立ち寄ったところVelvia100Fが棚に見当たらない無い≠れっ?と。今、時代は実態の伴わないデジタルで特に、この店は以前からリバーサルフィルムの在庫が乏しく、特にこのフィルムは品切れ状態だった。それで店員にこの店はいつ来ても欠品しているね!と溢すと、いえ、そのフィルムは出荷終了≠オています!と答える。え〜それはないでしょ?と食い付いくと奥から顔見知りの定員が顔をだし、繰り返しになりますが?メーカーサイトにアクセスし再度確認をとってみますと返答し数分時間を置いて本当に出荷終了していたことに愕然としてしまった。まさか?と思ってもいなかったので自宅でサイトにアクセスすれば分ったことなのに残念の一言です。まずはVelvia50・100とPROVIA100Fは現行通り発売されるとしてフィルム=写真はまだできるから失望することもない。これも私なりに繰り返しになりますがデジタルとは画像ですから原版となる物質は存在しませんし、撮る段階で補正され見事に綺麗な映像として人の眼に映し出される。このデジタルが本当に次世代を繋ぐ良い技術かといえば私はそうは思わない。プリントアウトすれば物質に転写されるがあくまでもコピーされた一枚に過ぎない。とりわけ今後、22世紀に向けエネルギーの主役が電気であり続けることが前提としてのこと。映像、写真自体が原版、単体とし物質で残されることの重要性は音と違い同じアナログのカセットテープは電気が無ければ聞くことはできないが写真フィルムは陽の光に照らせば目で見て判断できる。この違いを理解し次への改革ができるか否かに本当の便利と価値観≠ェ問われるのではないでしょうか。電気って何の形もありません。実態が伴っていませんからいくらメーカーサイトが最新のデジタルカメラを開発しても22世紀まで残っているとは私は思えない!とにかく電気ですから自動車にしても然り、原子力発電にしても放射性廃棄物がひたすら造り出され何十?万年という考えたくもない半減期を何処かで待たなければ、到底無理な事を国家規模でやっているのだから日本庶民の国民性に対しては失望感しかない・・・

この時期、ここに来てカラフトマスを釣らずして食べずに何の楽しみがあろうか。世界自然遺産である事の意味は経済効果≠ニいう一言で済まされる事ではありません。動力船で定置網にて大量に漁獲する組織、クルーザーやゴムボートという少人数で来る者たちは動力で時間と労力を短縮し捕獲する。いやあ、そんなことは心配することはないかもしれない。しかし、年々来る度、時期が前後しているかもしれないが魚群は少ないのは明です。人間の欲望とは厄介ですね・・・

携帯電話が通じ電気があって飲み水の確保も困らない便利な日本社会で暮らしていると、ただ食べる事だけも大変な時空です。シーカヤックという人力で移動する船に乗り体力を消耗した分だけのカロリーを摂取しなければ明日、一時間先の体力が持続できない・・・。苦労して来れた先端領域ながら釣ろうと思えば海が荒れていなければ2〜3匹はテント場となる横の海岸で釣れるがさばくの面倒。2人で一匹も食べられないほどの量だから自然、資源量を心配せずに恵みに感謝でき楽しめる。