07年総集VOL・2

イトウと岩魚2足のわらじ

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北海道のイトウと岩魚
北海道のイトウ
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07年総集VOL.1

今日も明日もか?時間に追われる一日が年末いっぱい続くのか、そんな事で更新がなかなか追い付かず今回も簡単ながらに。

一般的な視点から北海道に対する印象は、自然が豊かで食べ物が美味しい。海産物で代表的なのがこのサケ、今では増殖河川に限らず、札幌市内でも自然産卵が見れるそうな、この時は日高地方のとある小さな支流に回帰してきたもの、友人からの一報で向かった先でのこと。

しかし、日高は道内で最も砂防ダムが多く、これまで補助金が膨大に投入されてきた地域であることで、支流という細流の隅々には無数の砂防が、そ河回遊する道筋を塞ぎ、ただただ水が流れくだるだけ。この地が持つ力と魅力は計り知れずとも、こうも徹底して砂防で進路が塞がれると、こうした営みを見れるということは凄いことだと思う。あらゆる在来種が規制されるのは採集することが大きな問題なのではなく既存の物理環境を壊しているという根本を正さない限り、いくら、どの種を規制しようが最後のハエ一匹でさえ貴重になる日は、そう遠くない・・・

孤独感がないのは何故か、雑踏の中に居る方がよっぽど孤独だろう。渇水した源流域の傍らで、無数の岩魚がライズする水飛沫を聞きながら、それも満点の星空、軟風、深夜でも気温18℃と温かったこの時は、なによりも幸せだった・・・

単独の山行は荷物も多いながら、歩くテンポも自分まかせで、詰める距離もなかなか稼げず、大量に堆積する流木を見つけると、そこでテントを張る。ザックの荷物から開放され店開き!大きな石を柱にテントのフライシートを屋根代わりに使い、仮設キャンプを設営する。

真夏7月中旬、通い詰めた南地方でサクラマスの行動を追った時でのこと、白泡に身を隠す姿を静かに掻き分けて進むと、流れに突き刺さる大きなSマスの尾鰭が見える。

子供はいろんな表情を見せてくれる。これも親にも見せていない写真だけど、初めての岩魚釣りはビギナーズラックか?34センチの野生を釣り上げ、その険しい地形と自然の力強さに圧倒され顔が硬直していた。

この一枚を写した後、よ〜く見ておけよ!子供が簡単に来れる所じゃないぞ!

前日、札幌市内の某釣具店に行き、子供用のウェイダーを購入しようと思ったが無い?と言われ呆れた?平成になった今、子供用のそういった装備が無いとは、そこを期待していった自分がアホだったか?ちなみに、ダイビングショップに行くと子供用のウェットスーツが品揃えされているので、来年はそれを着せてビバークしようかな?なんて計画している。

近年、海岸線を車で走ると、海産物を売る直売店が目立っている。自営という規模で取引しようとすると値がたたかれるので、小売した方が身入りが良いそうな。

食べ物に好き嫌いがないこいつに、ウニ食べたことあるか?美味しいぞ!しかし、反応が今一、どうやら向こう=東京さで食べたことがあるらしく、味がしなかった、美味しくなかったというから、どうせ、みょうばん漬けのもんしか食ってないだろう?そう思って丼一杯1800円するを二人前、注文して差し出すが箸が動かない。よかった〜、味が解らないんだったら1人で二杯食えるぞ!・・・

どうでもいい写真だったら捨てるだけ記録した。今年は少しは進歩したかな?・・・・・岩魚は多いが、内容がよくない。