2018知床-2

東の果ての秘境 シーカヤック P1   P3

イトウと岩魚2足のわらじ

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環境省は知床半島先端部地区利用の心得webサイト、シレココをご覧いただく通り動力船での上陸は、ここウトロ側では禁止されています。上陸して釣りをする解釈においても曖昧な表現になっていますがサケ・マス釣りで謳っている動力船で釣りをする場合のルールは明確には表現されておらずイラストからイメージすると動力船では沖合?何メートル?といった幅が余地されているところを窺うと羅臼側で上陸して釣りができる4ヵ所においては河口部と明記されていることから動力船が上陸して釣りができない宇登呂側の場合は沖合になるのでしょうね?なので河口に接岸し釣りをしてはいけないことになりますが・・・

環境省はシレココでのルールでの解釈だとどうなんでしょうね?細かい事を言うのもどうかと思いましたが、皆さんとても釣りが上手で画像に映るクルーザーには一艘4〜8人ほどが乗船し1人10〜50匹は釣りキープしているようでした。この画像に写る以外にもゴムボートで来られる方たちが4艇は来ましたので、ここ知床に回帰するカラフトマスの資源量を考えると厳格なルールと今後の世界自然遺知床を後世に繋げたいのであれば本気で取り組み監視≠ヘ必要でしょうね・・・

シーカヤックは宇登呂の場合、片道6〜7時間、トレッキングの場合は3泊以上は要しインフラ圏内へ持ち帰るとなれば最終日の一日、今回も我らは帰る日の早朝一時間ほどの制限で2人で7匹をキープしただけでした。まあ単に下手くそなだけだったんですが、70億人の人口を抱える地球規模から資源を重んじれば、ここ知床先端領域においては徹底するべきでしょう。おまけに漁業者による定置網も真水が流れ出る箇所には徹底して設置されている人間の欲望は抑えきれないほどです。せっかく世界自然遺産にしてもらったのだから本気で取り組んで頂きたい・・・

これが我らイトウと岩魚2足のわらじのチーム2人が最終日に漁獲した7匹のカラフトマス。3泊4日の旅で釣ったマスは一日5〜10匹が良いところで食料としては一匹で二日。他は丁寧にキャッチ&リリースです。因みに一匹の雌が生みだす卵の数は800〜1000粒ほどなので人間が与える影響は大きいです!


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