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イトウと岩魚2足のわらじ

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08年5月21日の朝刊に”全工事で環境評価実施”「生物多様性基本法案」衆院環境委で可決!今後を期待します!

それだけを保護することはできない?それだけの研究や活動だけでは守れない!そういったことに私たちは注目していき意識を高め、何か具体的な行動を起こしたいと思うのなら身近なところにヒントがあるはずです・・・

今年も平成の聖地は地元である敬一さんに奥さん、それから私と同じ札幌から帰省していた弟さんは誠二さんにも大変お世話になりました^0^!・・・今回はなんだか自分も故郷に帰省しているような錯覚を感じたのは昭和50年代の石狩平野、とは言え住所は札幌でも支庁という範囲であれば、あの時代はまだ原野が残っていたなあ、豪雨になれば道路が冠水したり、激しい吹雪で視界、数bとなった時はよくあって、何度か休校となっことを想い出します。それも、子供ながらに天候が荒れればあれるほど楽しくてたのしくて仕方がなかった^0^。その時代と重なる部分が残されているからなのか?それにしても、北海道が開基して140〜50年、たったそれだけの年代の、昭和時代を知るここ原生持続時代の出来事を聞くと、随分と多くの本種が身近に存在していたこと、多くの道在来種が絶滅していったなか、その存在感は平成20年の今でも力強い姿を見せてもらえた・・・

平成の聖地は敬一さんが所有する山林。ここの山裾を流れる支流にもイトウが回帰してくる。斜面には自生する行者ニンニクが一面を彩り、低地にはユリワサビ、沢水と地下水が湧き上がる湿地箇所では水芭蕉とエゾノリュウキンカ、その水溜りには、蛙、サンショウウオの卵嚢が窺える。何処の地元にも必ず選ばれし人がいるものだ・・・そこには北海道、原野の箱舟があった・・・

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